「あなたはETCカードを車内に入れっぱなしにしていませんか？」
「長時間のドライブ後、ETCカードを取り出すのを忘れてしまうことはありませんか？」
ETCカードを入れっぱなしにすることは、多くのドライバーにとって日常的な行為かもしれません。
しかし、その行為が実はあなたを様々なリスクに晒している可能性があることをご存知でしょうか？
本記事では、ETCカードを入れっぱなしにすることがどのようなリスクを伴うのか、それにどう対処すべきかについて詳しく解説しています。
ETCカード入れっぱなしは危険？
結論から言うと、ETCカードを入れっぱなしにすることは危険です。
ETCカードを入れっぱなしで放置することには様々なリスクが潜んでいます。
- ICチップの破損
- 盗難と不正使用のリスク
- 万が一の時に盗難保険が適用されない可能性
順番にご説明いたします。
ETCカードのICチップ破損のリスク
ETCカードはICチップが内蔵されていますが、このチップは50℃前後の熱に耐えられる程度です。
冬場は気にする必要はありませんが、特に夏場にETCカードを入れっぱなしにして車内に放置していると、車内の温度が上昇しカードが変形したり、最悪の場合はチップが破損してしまう可能性があります。
こうなると、ETCカードは使用不能となります。
私自身もこれを避けるため、車から降りる際は必ずETCカードを持ち帰るように心掛けています。
面倒に感じる方はいると思いますが、ETCカード再発行手数料を無駄に払わないようにするためにも毎回取り出しておくことをオススメします。
盗難と不正使用のリスク
次に重要なリスクとして、盗難と不正使用があります。
車内にETCカードを放置していると、車上荒らしなどで窓ガラスを割られてカードが盗まれるリスクがあります。
さらに盗まれたETCカードは不正使用される可能性があり、その結果自分が知らない間に大きな金額が請求されることもあります。
これは非常に怖いです。
さらに、車内放置で盗難にあった場合はもっと悪い方向に向かう可能性もあります。
盗難保険が適用されない可能性
最後に、車内にETCカードを放置した状態で盗難にあった場合、盗難保険が適用されない可能性があることを知っていますか？
これは一部の保険会社の規定によるもので、私も初めて知った時は驚きました。
ETCカードを入れっぱなしにすることで、持ち主本人にも過失がある可能性が出てきます。
持ち主本人に過失があると認められた場合は、盗難保険が使えない可能性が高くなるので注意しましょう。
ETCカード入れっぱなしまとめ
以上のリスクを踏まえて、私たちはETCカードを車内に入れっぱなしにすることの危険性を認識する必要があります。
- ICチップの破損
- 盗難と不正使用
- 盗難保険の適用除外
というリスクを避けるためにも、ETCカードは使用後すぐに取り出すことをお勧めします。
私たちの安全運転と安心なカード利用のためにも、ETCカードの適切な管理は重要なのです。